神待ちROOM
千葉への出張中のことです。
いつものサイトを使い、ちょっと変わった神待ち女子と出会いました。
待ち合わせのファミリーレストランで僕を待っていたのは29才のアラサー女子。
正直あまりパッとしない女子でした。
流行らないロングスカートに、似合わないソバージュのヘアスタイル。顔はブスではありませんが、どうにも田舎臭いです。
それに内向的なのか、緊張症なのか、それとも男慣れしていないだけなのか、あまり会話も弾みません。
とはいえ会った時間が遅かったため、もう他の女子とアポ取りすることは不可能です。
今夜はスパッとあきらめて帰るべきなのか、それともこの田舎女を口説き落とすべきなのか、僕は大いに悩みました。
よし。こうなったら下手な手練手管は使わず、単刀直入にホテルに誘おう。それでダメだったら速攻ホテルに戻って、明日のアポ取りに備えよう。それなら無駄な時間をつやさずに済む。
そう思って僕は率直に切りだしました。
「ここで一晩、過ごすわけにもいかないしさ。よかったら僕が泊まっているビジホで話さない?」
本当は9割方、断られると思って訊いたんです。
ところが彼女の返事はOKでした。
ええー! なに? OKなの?!
正直僕は軽くショックでした。
いったい僕はなにがしたいのでしょう。
こうなったら手っ取り早く射精して、熟睡しよう。
僕は部屋に入るなり彼女にいいました。
「じゃあ、一緒にお風呂でも入ろうよ」
でも、彼女はうつむいたまま、
「……恥ずかしい」
とかいってかたくなに拒絶します。
ええい。面倒なグズ女め。
そう思いましたが、仕方がないので順番にシャワーを浴びました。
そうしていよいよベッドに入ろうとしたときです。
「あのう……」
彼女が伏目がちに口を開きました。
「じつは、わたし……初めてなんです……」
「え?」
「今日、セックスするの、初めてなんです」
「……」
まいりました。
彼女は一週間後の誕生日で30才の大台を迎えます。なので、せめて20代のうちに初体験を済ませてしまいたい、そう思って出会い系に投稿したのだそうです。
でも、僕には僕の事情があります。
正直いって僕は処女にまったく興味がないんです。というか緊張されたり痛がったりされるのが苦手なんです。オマンコはお互いリラックスした状態で、お互い気持ちよく愉しみたいんです。
でも、処女が相手となると、こちらがかなり自制した態度で臨まねばなりません。
なんだよ。それほどやりたい女ではなし、そのうえ処女かよ。しかも30手前のアラサー処女だぜ。面倒なことになったなあ。
僕は彼女をホテルに誘ったことを後悔しました。
ところがいざエッチを始めると意表を衝かれました。
彼女はまったく処女とは思えません。クンニしてあげると自分からクリトリスを剥きだしにして舐めやすくしてくれるし、フェラだって躊躇なくこなしてくれました。
予想された挿入時の苦労もまったくありませんでした。チンコはよく濡れたマンコにニュルンと簡単に納まりました。しかも、彼女は全然痛がりません。それどころか自分から軽くお尻を振って、いくときのポイントをはかっています。
で、実際に、
「あ、いく……!」
と息を詰めながらいってしまいました。
エッチ後に僕は彼女に訊いてみました。
「今日が初めてって本当なの?」
「……本当です」
「でも、痛くなさそうだったけど」
「慣らしてたんです」
「え」
「……グッズとかで」
「……」
つまり、彼女は生のチンコは初めてだったけど、すでにバイブなどを使い充分マンコの許容量を広げていたわけです。
でも、きっと彼女はかなり大きめのバイブを使っていたんだと思います。
マンコがゆる過ぎて結局、僕はいけませんでしたから(笑)。
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